本当のカール・バルトへ、そして本当のイエス・キリストの教会と教会教義学へ向かって

K・バルト『戦後神学論集』(井上良雄編訳、新教出版社)記事一覧

論述1:「キリストとわれらキリスト者」――キリスト者・教会・キリスト教の基礎(そ...

 バルトは、「新しいキリスト者の群れ」・「新しい教会」の課題とその基礎について、次のように述べています。1)マルクスは、「問題を明確に提起すること」は、「その問題の解決である」、と述べました(『ユダヤ人問題によせて』)。また、「人間が立ち向かうのはいつも自分が解決できる課題だけである。というのは(中...

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論述2:「キリストとわれらキリスト者」――キリスト者・教会・キリスト教の基礎(そ...

5)イエス・キリストは、「われわれ」の「キリスト者という名」と「キリスト者としての存在の根拠であると共に目標」である。すなわち、キリスト者である、ということは、「自己目的ではない」し、「道の終わり」でもなく、「われわれの生活を通して示されるべき使いの役目(≪イエス・キリストの名前に仕える役目・自分自...

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「イエスと群衆」

 バルトは、マタイ9・36について次のように論じています。1)イエスは「飼う者のない羊のように弱り果てて、倒れている」「群衆」を「深くあわれまれた」とは、その群衆の「苦しみ」がイエスを「悲しませた」・イエスの「心に迫った」というだけでなく、その群衆の「苦しみ」がイエス自身の「苦しみとなった」、という...

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